メーカーのにんにく卵黄は基本的にニオイ対策は万全
にんにく卵黄のサプリメントは、現在はソフトカプセル状でニオイのしないタイプが主流となっています。ではどうやってにんにく臭を抑えているのでしょうか?
ニオイ成分のアリシンと健康への効果は密接な関係がある
にんにくの嫌なニオイの元は、にんにくの有効成分の代表ともいえる「アリシン」です。アリシンが豊富に含まれたにんにくは、それに比例してにんにく臭が強くなります。あのニオイの強さと健康への効果には、密接な関係があったのです。
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ニオイ成分アリシンが多ければ多いほど効果が高くなっていくため、サプリメントメーカーは有効成分をそのままに、いかにニオイを抑えて飲みやすくするかという研究に取り組んできました。
にんにくが発するニオイの2種類
にんにくが発するニオイには2種類あります。
にんにくそのもののニオイ
一つ目ははにんにくそのものから発するニオイです。きざんだりすりつぶしたりすることで、ニオイ成分のアリル化合物であるアリシンが発生します。この時点では、「にんにくの良い香りがする」と感じるかたもいるでしょう。
アリシンには胃の活動を活発化させ、消化を良くする働きがあります。これは暑さで食が細る夏バテや、冬についつい食べ過ぎてしまう時などに、にんにくを摂取すると調子が良くなると言われている由来でもあります。
胃で発生したにんにくのニオイ
二つ目はにんにくを食べたあと、胃で消化される際ににんにくがさらに細かくなり、そこで発生したニオイが口まで逆流して匂う「戻り臭」というものです。
これがにんにくで一番嫌われている悪臭です。一つ目のにんにくそのもののニオイとは違い、胃に入って時間が経つことでニオイ成分のアリシンが変化し、硫黄の臭さが加わることでにんにく臭がより強まります。
にんにく卵黄は卵黄のたんぱく質が加わることでニオイの軽減効果がありますが、それでもにんにく臭を感じるかたもいるでしょう。そこでメーカーでは様々なニオイの対策をしています。
にんにく卵黄をカプセルでコーティングする
戻り臭を防ぐための代表的なニオイ対策が、ゼラチンなどでにんにく卵黄をコーティングしたソフトカプセルです。カプセルタイプのサプリメントは、外出した際にも服用できるので、忙しい現代人にも喜ばれています。
カプセルだとしても溶けてしまえばにんにく臭がするんじゃないの?と思われるかもしれませんが、カプセルを胃で溶けづらくし、腸で溶けるようにすることでニオイをシャットアウトしています。
また、こうすることで刺激も抑えられるため、胃が弱い方にも安心して飲める設計になっています。
まとめ
にんにくが健康を維持するためにいいとされていても、相手に不快だと感じさせるニオイをさせることは、あらゆる場面でマナー違反です。
そのため食べたくでも敬遠してしまったり、対人関係に影響してしまうんじゃないかと思うかたも多いのではないでしょうか。
そのようなときはカプセルタイプのにんにく卵黄をぜひ試してみてくださいね。
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