「不眠で寝つけない」、「朝の目覚めが悪い」、などの睡眠についてお悩みの方は、にんにく卵黄がおすすめです。
ここでは、にんにく卵黄がなぜ睡眠に効果的なのか、また、睡眠のメカニズムについて解説しています。
睡眠のメカニズムを理解しよう
まず、どうして眠れないのか、どうして目覚めが悪く寝起きがだるいかなど、睡眠のメカニズムを簡単に知りましょう。
レム睡眠とノンレム睡眠が睡眠の質を決める
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があります。一度でも聞いたことがあるという方が多いかもしれませんが、このレム睡眠とノンレム睡眠のバランスが睡眠の質では重要です。
レム睡眠とは?
レム睡眠時は眠りは浅く、夢を見ていることが多いです。体を休める時間でもありますが、脳は活動している状態なので、記憶を整理していると考えられています。
ノンレム睡眠とは?
ノンレム睡眠時は眠りは深く、脳を休ませている状態です。レム睡眠とは逆に体が起きていて脳は寝ている状態なので、筋肉に力が入りやすく、寝返りをうちやすいと考えられています。
レム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返す
2種類のレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返すことで、浅い眠りと深い眠りで脳と体を休め、疲労回復することで睡眠の質が良くなります。熟睡するにはどちらもバランスよく繰り返すようにしなければなりません。
睡眠中枢と覚醒中枢のバランスが大切
脳の神経細胞が集まっている中枢神経には、寝ているときの睡眠中枢と、起きているときの覚醒中枢があり、お互いにシーソーのような相互関係にあります。
睡眠中枢は覚醒中枢を抑えることで睡眠を引き起こし、逆に覚醒中枢は睡眠中枢を抑えることで覚醒(起きている状態)を引き起こします。
このようにシーソーのように交互に活動することで、寝る→起きる→寝る→起きる、と繰り返します。
自分はどんな「不眠」タイプが理解しよう
自分がなぜ眠れないのか、不眠のタイプを知りましょう。
なかなか寝つけない
ベッドや布団に入って目をつぶっても、なかなか寝つくことができない。このような不眠は入眠障害といって、よくある眠れないというタイプです。
夜中に何度も目が覚める
眠りが浅く、夜中に何度も目覚めてしまう。このようなタイプは中途覚醒といって、高齢者になるほど多くなります。
目覚めが悪く寝た気がしない
時間的にしっかりと寝れたはずなのに疲れが残っていたり、満足のいく寝起きではないタイプは熟眠障害といって、寝ている最中の体の状態が悪い場合があります。
朝早く目覚めてしまい、そこから眠れない
朝早く起きてしまい、まだまだ起床まで時間があるので寝ようとしても寝れないタイプは、早朝覚醒といって、高齢者やうつ病のかたに多くなる傾向があります。
眠れない原因
なぜ眠れないのか、今自分がどのような原因があるのかを知りましょう。
心理的ストレス
不安なことや心配なことがあると眠れなくなります。
身体的ストレス
体の状態がケガや病気で悪いことで眠れなくなります。
生活習慣
運動不足、寝る時間がバラバラ、昼寝のし過ぎなど、生活習慣が悪いことで眠れなくなります。
食べ物や薬による影響
寝る前にコーヒーやカフェインを飲んだ、タバコやアルコールを摂取した、薬の副作用などで、眠れなくなります。
眠れないというプレッシャー
不眠が続いたことでそれがプレッシャーとなり、眠れないことがストレスとなってしまう場合があります。
睡眠呼吸障害
寝ている途中で呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群にかかっていると、眠りが浅かったりします。
不眠は体に悪影響をもたらす
なかなか眠れない日が続くと、体の不調を引き起こしやすくなります。不眠によって頭痛や疲労、倦怠感やイライラ、腰痛や体重減少などの症状が現れると危険信号です。
さらにどんどんと免疫機能が低下するため、風邪や感染症にかかりやすくなり、また下記の重い病気につながる場合もあります。
- 不眠は高血圧や糖尿病の発症リスクが高くなる
- 不眠症からうつ病を発症するリスクが高くなる
- 心筋梗塞や脳卒中を発症するリスクが高くなる
睡眠の質を上げる方法
睡眠の質を上げる方法をご紹介します。
毎日一定の時間に就寝し目覚める
毎日決まった時間に布団に入り、決まった時間に起きるというクセをつけることで、体にリズムをつけさせます。
休みだからといって長く寝ているのではなく、体内時計を狂わせないように心がけます。
適度な運動で体を疲れさせ眠りに入りやすくする
体を運動で疲れさすことで、眠気を誘いやすくなります。過剰な運動は逆効果になりかねないので注意しますが、適度な運動は効果的です。
入浴で深部体温を上げる
シャワーだけではなく、40度程度の浴槽に浸かり、体の芯まで温めます。すると1時間から2時間後には体の体温が下がり始め、それとともに眠気もでてきます。
にんにく卵黄が睡眠をサポートする
睡眠の質を上げようとしても、仕事などで起床の時間がずれたりする方もいると思います。そんなときはにんにく卵黄で睡眠をサポートするのがおすすめです。
疲労回復効果で寝つきや目覚めを良くする
にんにく卵黄の原料のにんにくと卵黄には様々な効果があり、アリシンとビタミンB1が結合して生成された「アリチアミン」には、長時間血液にとどまるので、そのあいだ疲労回復効果となり、疲れを残さないで目覚めることができます。
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精神を安定させてストレスを緩和する
アリシンとビタミンEが結合して生成された脂質アリシンには、血流を良くする効果がありますが、不眠によって感じるストレスに働きかけ、精神を安定する作用があります。
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にんにく卵黄は睡眠薬や睡眠導入剤としては使わないこと!
にんにく卵黄はあくまで食品ですから、薬のように効き目がすぐにでることはありません。
しかし、薬は飲み続けると耐性ができたり、飲むのを止めては元通りになってしまったりと、薬にもデメリットがあります。
まとめ
なかなか寝つけない、目覚めが悪いという睡眠に悩みの方は、まずはなるべくいい睡眠ができる環境にすることで、そのサポートとしてにんにく卵黄を飲みましょう。
不眠症は慢性化すると万病のもとにもなるので、なるべくやはめに治すことが大切です。
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